スマ宿に住んで

もなです。

スマ宿に1年と10ヶ月住んでいます。

シェアハウススマ宿に住んで思ったごく個人的な感想と考察を書こうと思います。

 

私がスマ宿に住んだきっかけから、そのときの自分の状況と併せて話します。

 

北海道から上京してきた当時社会人1年目の私は、建設業の施工管理をしていました。

朝6時半に家を出て夜の20〜22時に仕事が終わりそれが週6で続く、肉体的にも精神的にも疲弊していました。

 

そんな毎日の中で、仕事から帰り風呂に入って毎日のように自転車を10分漕いで、にえとのさんとあかぶちさんのシェアハウスの『にえぶち宅』に入り浸っていました。

泥のように疲れていましたが楽しい日々でした。

ですが、精神も筋肉も痛覚も全てが悲鳴をあげていました。

肌も焼けて黒い、こんなのお嫁にいけない。そう思っていました。

 

そんなときにえとのさん達からこれから環境を良くしたい。シェアハウスをしないかと誘われました。

実現するのであれば、生活の中で"遊び"が容易になると思いました。

体力を使わずに自分の精神衛生を保つことが出来る。

それはとても重要なことです。

 

当時の自分は本当にとてつもないスマブラのモチベーションがありました。

話半分の提案でも現実になるならと思い、スマブラシェアハウスのメンバーになりました。

 

仕事自体は引っ越しが多く、定住するには向いてないのとそもそもこの先身体が保つ自信がなかったのでそのまま辞める事としました。肌が焼ける。

今は別の技術職で正社員をしています。

 

そして一昨年4月からスマ宿は始まりました。

 

オフを開いた当時、他にスマ宿ほど対戦環境が整っている場所はなく、毎週休日は上位プレイヤーの魔境でした。

自動的に住民は質の高い対戦をする事が出来、遊びたい日には仲の良い遊ぶのが好きな人が集まる。

恐ろしいほど都合の良い環境でした。

 

多少の問題はありました。

それでも楽しい日々でした。

充実感があり甘えるだけで環境に対して実力を保つことが出来る。

 

幸運でした。

 

しかしそれは本当に幸運でしかありませんでした。

 

スマブラSP発売からスマ宿は低迷期を迎え、実力のあるプレイヤーはスマ宿をあまり利用しなくなります。

 

SP発売から、東京には新たに沢山のオフラインイベントや宅オフが幾つも生まれ、東京在住の方が、対戦環境を求めて他県や東京の端まで足を運ぶ必要はなくなった(スマ宿はほぼ神奈川県です)のが現状です。

また、オフ参加者は、強さの程度、競技と交流の塩梅でニーズが分かれており、自分が心地よいイベントを選び参加しています。

 

その中で、スマ宿は宅オフの募集目的を絞る事が出来ませんでした。

遊びに来る人に遊びに来て欲しいし、でも強い人と対戦したいのが総意でした。

線を引くことも出来ずに矛盾を抱えた目的のままスマ宿を運営していたのが、強い人の参加を定着させられなかった理由だと思います。

 

現状は変わっていません。

まだ何も決めていません。

 

でも再スタートするなら、良い方向に向かわなきゃいけないなと思います。

 

普段来てくれるみんなを大事にもしたい気持ちもありますし、俺はまだまだスマブラで強くなりたいです。

強い思いがあります。

 

住むだけの場所としても良い場所です。

今は全員仲良く、コミュニケーションも多く楽しいです。(にえとのさんとたこすさん居なくなるのまじでさみしい)

このスマ宿をこれからどう利用する事になるかは、これから新しい住民を含めて話し合って決まりますが、

俺はどのような形でも、少なくともこれからの2年、

スマブラに捧げます。

 


誰かついて来てくれませんか。